こちらは I 様のランチャデルタ HFインテグラーレ エボルツィオーネII
今から7~8年前に赤い塗装が白くなって朱色っぽくなってしまい、ダムクラフトにてご予算に合わせて
ルーフとエンジンフードとフロントの左右フェンダーを純正色の赤で塗りなおしたお車。
今回はそのほかの部分も色あせがひどくなってきたため、ボディー全体をリフレッシュさせていただきました!
ちなみに写真で見ると簡単な流れ作業に見えてしまいますが・・・
この状態になるまで3週間^^;
経年車の為、鉄板から錆びでブリスター(塗装が浮いてきてしまっているトラブル)やガラスのふちなどは、
錆びて穴が開いている部分もあり、溶接で鉄板を補強したりアルミパネルが多いため、通常のサフェーサーではあとあと
またブリスターしてくる可能性があるため、アルミボディー用のプライマーで下地処理した後にサフェーサーを入れたりと
すごく気を使った下地作業の日々が続きます。^^v で3週間してようやく塗装工程に入った写真が今からお見せするコレです!
せっかくのリフレッシュの為、妥協は許しません!
分かる人にはわかる! 分からない人にはわからない(笑) ですが・・・
今回、純正のバンパーがウレタン素材で・・・
日焼けにより、バンパーを外しただけでバリバリ割れてきてしまったため、補修するにも出来ないので
お客様とも相談した結果、今後の事故時の部品供給も考慮したうえでFRP素材の前後バンパーを手配しました。
純正のウレタン素材だと、割れや変形時に修理が完璧に出来ないため(純正部品の生産終了もあったのですが^^;)
このFRPのバンパーを選択したわけです。
リヤゲートなどもパネルごとに修正しました!
こちらはボンネットフード!
塗装時はもちろんダクト類も外して細部まで下地処理します!
で、塗装が完成すると
約20年前の新車時の色に!
それぞれのパーツやパネルごとに塗装しますのでけっこうな部品点数です^^;
今回は、赤の部分のほかにも黒いグリルの部分やドアハンドルの部分も黒が色あせて白くなってしまっていたので
ブラックアウト塗装部もリフレッシュしました!
そしてそして~
磨きで肌調整した後に、組みあがって よみがえったデルタが・・・
コレだ!
どこからみても、恥ずかしいくらいの発色! 輝きです。
お客さま、ご納車時に「新車の時もこんなに綺麗じゃなかったよ」・・・
・・・・
新車時?
そうです! そうだったのです!
なんとこのデルタは、1993年11月登録のワンオーナー車だったんです。
I さま・・・ これからも大切に乗ってください!
そのためのお手伝いはさせていただきますので^^;
次回はコーティングですね! ご予約お待ちしております^^v
余談ですが、僕が車に興味を持ったのもランチャだったような・・・
その影響でローンで買ったラリー仕様のハチロク 2ドアGTのラリー仕様を買って2ヶ月で廃車にしたとかしないとか・・・^^;
19歳の夏でした(笑)
<iframe width=”420″ height=”315″ src=”http://www.youtube.com/embed/nxZ4NDJzdTo” frameborder=”0″ allowfullscreen></iframe>
最近のコメント